ガイソー青森店ブログ
外壁の種類 モルタル壁をご紹介します。
2021.02.25
モルタル壁
こんにちは!
ガイソー青森店です!!
本日は外壁の種類の1つモルタル壁をご紹介します。
モルタル壁とは、ラス網(金網)等の上からモルタル(水・砂・セメントを混ぜたもの)を左官コテで塗り付けて、その後、塗装して仕上げるのが一般的なケースです。モルタル壁は、1980年代までの日本の一般住宅の外壁に多く使われ、築25年以上の一般建築物に多く見られます。
モルタルとコンクリートの違い
コンクリートは鉄筋コンクリートの壁材や土間打ちなどに主に使われます。
一般的には セメント:砂:砂利=1:3:6の割合の必要量を練りこんで使用します。
カーポート下の土間など、さらに強度が必要なコンクリートをつくりたい場合は
セメント:砂:砂利=1:2:4の割合に強度を増やします。
モルタルはコンクリートと違って、砂利を入れないで セメント:砂=1:3の割合の必要量を練りこんで使用します。
モルタルはコンクリートと違い強度はありませんが、安値であることと、薄く仕上げる(20㎜)ことができ、付着力が強いので、木造住宅
の外壁などで多く使用された時期がありました。今でも床やベランダ、レンガの目地、セメント瓦、タイルの下地・接着剤にも使われます。
セメントのみを水で練った物は『ノロ』と言います。あんまり強度はありませんが、きめが細かいのが特徴でタイルの目地やモルタルのひび割れの
補修などに使います。
ガイソー青森店です!!
本日は外壁の種類の1つモルタル壁をご紹介します。
モルタル壁とは、ラス網(金網)等の上からモルタル(水・砂・セメントを混ぜたもの)を左官コテで塗り付けて、その後、塗装して仕上げるのが一般的なケースです。モルタル壁は、1980年代までの日本の一般住宅の外壁に多く使われ、築25年以上の一般建築物に多く見られます。
モルタルとコンクリートの違い
コンクリートは鉄筋コンクリートの壁材や土間打ちなどに主に使われます。
一般的には セメント:砂:砂利=1:3:6の割合の必要量を練りこんで使用します。
カーポート下の土間など、さらに強度が必要なコンクリートをつくりたい場合は
セメント:砂:砂利=1:2:4の割合に強度を増やします。
モルタルはコンクリートと違って、砂利を入れないで セメント:砂=1:3の割合の必要量を練りこんで使用します。
モルタルはコンクリートと違い強度はありませんが、安値であることと、薄く仕上げる(20㎜)ことができ、付着力が強いので、木造住宅
の外壁などで多く使用された時期がありました。今でも床やベランダ、レンガの目地、セメント瓦、タイルの下地・接着剤にも使われます。
セメントのみを水で練った物は『ノロ』と言います。あんまり強度はありませんが、きめが細かいのが特徴でタイルの目地やモルタルのひび割れの
補修などに使います。
木造モルタル壁の構造
①木造軸組の壁構造は上図のように構成されています。
②それぞれの柱の横間隔が455㎜ほど開いているので、モルタルを安定して塗る為に木ずりと呼ばれる、幅90㎜ほどの厚さの木材を管柱・
通し柱・間柱に横方向に渡すように留めつけます。
③木ずり上にアスファルトフェルトと呼ばれる下地防水紙を張ります。モルタル壁の2次防水はこの箇所で確保しています。
④モルタル材をしっかり付着させるため、ラス網という金網をフェルト上に取り付けます。(この時木ずり同士の隙間に留めつけ針を打ってしまうと
アスファルトフェルトに穴が開き、漏水の原因になるので注意が必要となります。)
〇ラスカットパネル
木ずり・アスファルトフェルト・ラス網の工程簡略のための下地材。①の状態からすぐ張れます。表面の凹凸がラス網の役目を果たし、黒い表面はアスファルトフェルトの役割を果たします。910×1820㎜のパネルなので、勘合部はシーリングなどの目地処理をします。
⑤モルタル材を既定の厚さに仕上げる為には1度"下塗り"といわれる、モルタル材をラス網より1mm程度になる厚みで塗り上げる工程を行います。
⑥下塗りが終わると、モルタル材を既定の厚さに仕上げていきます。モルタルの仕上げ厚さは各法律によって異なりますが、15㎜~20㎜が標準です。
⑦モルタル塗りが終わると仕上げの塗装の準備に入ります。セメント質のモルタルは塗料を非常に吸い上げやすいのですが、場所によって吸い上げる量が均一ではないので、そのまま仕上げの塗料を塗ると塗りムラが発生します。この塗りムラを防止するためシーラーという下塗り材をモルタルに十分に吸い込ませてから、仕上げの塗料を塗ります。
⑧シーラー塗りの後、仕上げの塗装を行います。まず、中塗りで壁面の色付けをし、吹き付けガンのノズルを調整して玉状の塗料を壁面に付着させ模様を付けます。新築時のモルタル塗装仕上げはこの塗装方法が一般的です。
〇吹き付けガン
高圧コンプレッサーとエアホースに接続して、塗料を霧状に吹き付ける器具。ノズルを調節すると、塗料を玉状に吹き付け、壁面に模様を付ける事ができる。
②それぞれの柱の横間隔が455㎜ほど開いているので、モルタルを安定して塗る為に木ずりと呼ばれる、幅90㎜ほどの厚さの木材を管柱・
通し柱・間柱に横方向に渡すように留めつけます。
③木ずり上にアスファルトフェルトと呼ばれる下地防水紙を張ります。モルタル壁の2次防水はこの箇所で確保しています。
④モルタル材をしっかり付着させるため、ラス網という金網をフェルト上に取り付けます。(この時木ずり同士の隙間に留めつけ針を打ってしまうと
アスファルトフェルトに穴が開き、漏水の原因になるので注意が必要となります。)
〇ラスカットパネル
木ずり・アスファルトフェルト・ラス網の工程簡略のための下地材。①の状態からすぐ張れます。表面の凹凸がラス網の役目を果たし、黒い表面はアスファルトフェルトの役割を果たします。910×1820㎜のパネルなので、勘合部はシーリングなどの目地処理をします。
⑤モルタル材を既定の厚さに仕上げる為には1度"下塗り"といわれる、モルタル材をラス網より1mm程度になる厚みで塗り上げる工程を行います。
⑥下塗りが終わると、モルタル材を既定の厚さに仕上げていきます。モルタルの仕上げ厚さは各法律によって異なりますが、15㎜~20㎜が標準です。
⑦モルタル塗りが終わると仕上げの塗装の準備に入ります。セメント質のモルタルは塗料を非常に吸い上げやすいのですが、場所によって吸い上げる量が均一ではないので、そのまま仕上げの塗料を塗ると塗りムラが発生します。この塗りムラを防止するためシーラーという下塗り材をモルタルに十分に吸い込ませてから、仕上げの塗料を塗ります。
⑧シーラー塗りの後、仕上げの塗装を行います。まず、中塗りで壁面の色付けをし、吹き付けガンのノズルを調整して玉状の塗料を壁面に付着させ模様を付けます。新築時のモルタル塗装仕上げはこの塗装方法が一般的です。
〇吹き付けガン
高圧コンプレッサーとエアホースに接続して、塗料を霧状に吹き付ける器具。ノズルを調節すると、塗料を玉状に吹き付け、壁面に模様を付ける事ができる。
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