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木造モルタル壁の代表的な不具合をご紹介!!

2021.03.01

クラック(割れ)・コケ・カビにはいろいろな種類と原因があります。

●塗膜表層の膨れ
こんにちは!

ガイソー青森店です!!

本日は木造モルタル壁の代表的な不具合をご紹介します。


以前は塗膜が劣化して、コケ・カビが付着して、それを放置したら内部に雨水が侵入してクラックに・・・という話をよく聞きました。
実際には様々な原因によって色々な不具合が発生します。
原因を究明し、再度不具合が発生する可能性も考慮しながら相談者には慎重に調べてから伝えるようにしています。

●塗膜表層の膨れ
これは基本的には施工不良(薄塗りまたは下地処理不良)などと言われ、そのようおな場合の他に、この箇所の上層から雨漏りしていたり、防水紙の施工不良で室内側の湿気が出てきているなどの
原因が考えられる場合もあります。
●かなり多いサッシ周りの割れ
●かなり多いサッシ周りの割れ

サッシの伸縮率とモルタルの伸縮率が合わないことや、モルタル面がサッシ開口によって口を開けた形状になっている等理由は様々ですが、サッシの角から斜め方向に亀裂が走っている場合が多いです!!
雨漏りの原因になりやすいので十分なチェックが必要です。

●一部や全面ラスカット張りをしている場合の
 端部処理の問題での割れ

ラスカットは前述の様に910×1820㎜のボードを張っていきますので、その勘合部は通常シーリング材などでしっかり処理をします。しかし、その処理がしっかりしていないと、その場所をなぞったような割れが発生します。

〇ラスカット(らすかっと)
 ラスカットとは、ラス板の代わりに使われる板材。

ラスカットは耐水ベニヤにモルタルを塗りつけた物910×1820~910×3000と大型の板状であるため、構造用合板を兼ねることができ、しかも壁の割れが少ないという長所をもつ。

ラスカットは面材なので、面部分には割れは入りにくい。しかし、ラスカットの継目は糊付けであるために、継ぎ目からヒビが入りやい。
基礎の割れ
基本的には昭和46年以降の建物は基礎の中に鉄骨が入っているので、多少の割れでは通常、家が倒壊するなどと言う心配はありません。
(大地震は別)割れの理由は地盤の問題・コンクリートの調合の問題など、多岐にわたるため基本的には、リフレッシュはできますが、もしかしたらまた同じ場所が数年後割れてしまうかもしれません。
塗膜表層の膨れ(構造の疑い)
こちらは膨れに見えますが、モルタル面が盛り上がっています。
このような場合は、屋根の小屋組みや基礎地盤の大きな変動、内部の追加造作で構造が大きく動いてしまっている可能性があるので慎重に調べる必要があります。
オーバーハング部の大きなクラック(割れ)からの壁面一部脱落
1階の建物よりも、せり出した形状のオーバーハングと呼ばれる箇所は割れが発生しやすい。
割れを放置すると脱落と呼ばれ両サイドが割れて、壁面が剥がれて、
落ちてしまうことがあります。
オーバーハングという箇所は特に多いので要注意なのです。
雨樋の金具まわり
竪樋を打ち込んでいる個所が割れる場合や不用意に大きい穴が開いている場合があります。
コケやカビ
コケやカビの原因は「一筋縄ではわかりません」例えば塗膜の厚みや不良・モルタルの厚み不良や周辺箇所の壁面からの漏水、その建築場所自体がコケやカビが発生しやすい場所だったりもします。
またモルタル調の模様ですがサイディングの上に吹き付けている外壁もあります。できるだけ原因究明に徹します。

上の画像はおそらく経年劣化で表面にコケが発生していることが原因です。
コケやカビ
上の外壁は立地条件、もしくは塗膜またはモルタルの厚み不足で激しいこけとカビを発生させていると考えられます。
もしこれらの理由が原因なら
、普通に塗装しても、また数年で現状に近い状況になることが考えられます。
カバー工法を含めたご提案も考慮していきます。


ガイソー青森店ではただ適当に塗装やサイディングをおすすめしている訳ではありません。

色々な角度からお客様に最適な提案を心掛けています。

是非ガイソー青森店へお問い合わせ下さい!!
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