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塗料を構成する物質 『添加剤』 ④ 艶消し剤をご紹介します。

2021.02.15

●艶消し剤

名前の通り塗料の艶を落とす添加剤です。
こんにちは!

ガイソー青森店です!!

本日は塗料を構成する物質『添加剤』 ④艶消し剤をご紹介します。


外装用塗料は基本的に、艶有り(全艶)のものを、発注時にお施主様と打ち合わせした艶の具合(下記参照)で発注すると艶消し剤で艶調整をして出荷するという流れになります。(現場で艶調節をされる方もいます。しかしこの時は艶ムラが起きていないかしっかり確認が必要です。
注意点としては、艶消し剤を使える塗料とそうでない塗料があるということを事前に把握しておく必要があます。
(また稀にですが、艶消し設定のみの塗料もあります)

塗料メーカーで主に用意している艶の具合
●艶有り ●7分艶 ●5分艶(半つや) ●3分艶 ●艶消し(艶無し・マット)

それと、もう1つ気を付けないといけないことは、「艶消し剤を使って艶を調整すればするほど、若干耐久性能が落ちる可能性がある」ということです。本来100%の性能を発揮するように調合された塗料に添加材を入れる(艶有りのものを艶消しまで調整することが最大の添加量)と若干性能が落ちてしまう可能性は否めません。

以下に艶有り塗料(無調節)と艶消し剤で調節した塗料のメリット・デメリットをまとめてみました。

●艶有り塗料
メリット
・ピカピカで新築のようになる ・壁面の凹凸模様が強調される ・汚れがつきにくい ・塗料の性能をそのまま発揮できる

デメリット
・艶は数年で消えてしまう ・艶の光方を調節できない ・塗料と下地の相性によっては光りすぎる ・屋根に艶があると非常に眩しい場合がある
・安っぽく見えるという人もいる

●艶消し剤で調整した塗料
メリット
・自分の好みの艶にまで抑えられる ・様々な塗料で艶調整出来るため、選べる塗料の幅が広くなる

デメリット
・塗料の能力が少し落ちてしまう ・塗りムラ、艶ムラが出る可能性がある(要確認) ・塗るのに技量を必要とする ・調節出来ない塗料もある


感じ方は人それぞれなので、「艶有りがピカピカしすぎて安っぽく見える」「艶無しは無難すぎて新しくなった気がしない」など主観的な意見もかなりでてきます。お施主様にプランをご提案する前に、艶が有る家と無い家」を見て、印象をあらかじめ確認しておきましょう。また日本風邸宅など、
そもそもが艶無し塗料を選んだ方が良い場合もあります。特にモルタルの意匠性が高い模様仕上げの場合は艶は無い方がいいでしょう。
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