Requires a javascript capable browser.

ガイソー青森店

ガイソー青森店ブログ

塗料を構成する物質 『添加剤』 ② 硬化剤の続きをご紹介します。

2021.02.10

●添加剤 硬化剤の続き

弾性と微弾性
こんにちは!

ガイソー青森店です!!

本日は塗料を構成する物質『添加剤』②硬化剤の続きをご紹介します。

弾性塗料・微弾性塗料は「モルタル系の壁のクラックへの追従」
のために必要なものなのです。

弾性や微弾性といった「塗膜に弾力」を持たせる理由は、「モルタルやセメント系の外壁のクラックに追従させるため」です。
弾性塗料には規格があり下記の通りです。

●弾性塗料の規格(微弾性は特になし)
弾性塗料:摂氏20℃で120%程度伸びる塗料
微弾性塗料:摂氏20℃で伸び率が100%未満の塗料

20年前の単層弾性塗料は・・・と言うと、とても悪いイメージでした。理由は弾力があり割れに追随することはできるが、その弾力性のおかげで表面がネバネバになり汚れが付きやすい状態になったからです。加えて樹脂がアクリル樹脂だったため、数年で硬くなって劣化してしまいました。
また下地が湿気をおびたところに施工すると、塗膜内が湿気をおびて表面が膨れるという不具合も多発しました。


現在ではそのような不具合を克服して優秀な弾性塗料が出ています。

上の写真をご覧ください。なぜ300%の伸びが必要かというと、
「モルタル壁の全くクラックがないところに突然0.2㎜の亀裂が生じる時、300%の伸びが必要だからです。(ゼロスパンテンション)」
強い伸び率を誇る優れた弾性塗料は、中塗り・上塗りのトップコート
で力を発揮します。

また微弾性塗料は、主に下塗り材のフィーラーにその機能を持たせることが多いです。
理由は「弾性の無い、高品質塗料で中塗り・上塗りをする際には、下塗りに微弾性の塗料を塗る事で、住宅環境が起因の振動から、上塗り塗料の塗膜の割れを防ぐため」です。

用途に応じて弾性塗料・微弾性塗料を使い分けることは、住宅の美観を長期間保つことに繋がります。
住まいの外装リフォーム GAISO(ガイソー) トップ
ガイソー青森店ブログ
> 塗料を構成する物質 『添加剤』 ② 硬化剤の続きをご紹介します。
無料30秒!私の家の外壁塗装はいくら?
見積りを依頼する