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窯業系サイディングの意外に理解されていない3つの常識

2021.03.14

窯業系サイディングの意外に理解されていない3つの常識

①上下勘合から雨水が入ることがある。
建物の内側と外側の気圧差で、時と場合によって雨水が上下勘合から吸い上げられる場合があります。
通気層が必要な理由の1つです。

シーリングで止水されていますが、経年によって痩せてしまうものが多い。
②窯業系サイディングの基材は水を吸う
セメント質の基材は当然水を吸い上げます。
表面は仕上げ塗装によって防水されていますが、傷や暴露面を基材のまま放置すると水を吸い上げ、多層化で構成している基材が、ミルフィーユのように剥がれてしまうことがあります。また裏面は薄いシーラー塗布のみなので、湿気をおびた空気を長い間滞留させると、カビの温床になってしまう場合があります。
裏面から水分を吸収し続けると表面塗装の裏側に水分を回し裏側の塗膜が破壊されパリパリに割れることもあります。
③窯業系サイディング用シーリング材は様々な問題をほぼ克服している。
窯業系サイディングの目地に施工される
シーリング材は長い間「切れ・剥離・汚れ・膨れ」などの様々な不具合を引き起こし、窯業系サイディングの新築時の耐候年数を大きく縮める要因となっていました。

その原因はこの急成長した当時のサイディング材に対する認識不足・技術不足などからくる、選定の誤り・施工の誤り・開発の誤りでした。現在しっかりとした認識と知識があればシーリング材は15年以上持つように設定されています。シーリング材を悪者にする時代ではなくなったことを認識し、正しい対処を提案していくように変わっています。
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