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ガイソー青森店

ガイソー青森店ブログ

モルタル壁の仕上げの不具合と対策

2021.03.03

ひとつだけ忘れてほしくない事

家は絶対に動きます!!
こんにちは!

ガイソー青森店です!!
本日はモルタル壁の仕上げの不具合と対策をご紹介します。

まず初めに、ひとつだけ忘れてほしくないことは「家は絶対に動きます」ということです。その動きの大小は建物によって差がありますが、
地震・台風・道路状況・近隣工事など理由は様々です。
新築時でも以下の通りに建物は若干動きます。
・木造軸組み工法は"引き"と言い、2階の構造に向かって柱が微妙に内側に引っ張られている。
・ツーバイフォー工法は"ツイスト"(ねじれ)と言い建物がどちらまわりかにねじれている傾向があります。

なので、建物の外装の一部が割れていたりしても、それが原因で倒壊するには、かなり痛みが進行しないと
倒壊には至らないということを、よく理解して頂きたいです。

●原因究明の方法例
◇塗料の膜厚不足
本来必要な塗膜の厚みを満たしていないと、建物の動きに塗膜が耐えられずに、塗膜の中だけで割れるヘアークラックが生じる場合があります。

◇モルタルの膜厚不足
本来必要な塗膜の厚みを満たしていないと、建物の動きにモルタルが耐えきれずに、モルタルの中で割れるヘアークラックが生じてします場合があります。

◇ラス網が錆びて大きな亀裂が発生
大きなクラックやその他の理由でモルタル面が湿気を帯びた場合、モルタル面のすぐ裏面にあるラス網が錆びて元の大きさよりラス網が大きくなることがあります。そして上のモルタル面にラス網の錆びて膨張した分だけの体積の負荷がかかり「爆裂」と呼ばれる割れを発生させてしまいます。

◇塗膜の膨れが発生
湿気をおびた外壁に、通気性のない厚めの塗料を塗ってしまうと膨れが発生する場面があります。
この場合、前に塗った塗料が単層もしくは複層の弾性塗料だった可能性が高い。
特に大きく膨れている場合は、湿気の原因が建物自体にある場合もあり、慎重に原因を調べ解決してから、塗装をしないと、また
同じことになる可能性があります。
※同じ現象の再発生を避けるために、透湿性を持つ塗料で塗るという方法もあります。


原因の追究は外壁のプロのガイソー青森店へお任せ下さい!!

ガイソー青森店は外装も内装も何でも任せられる専門店!!

是非ガイソー青森店へお問い合わせ下さい。